修武館に暮らし始める

私が日本の自分の人生に一区切りつけて、マジョルカ生活始めたのはいいが、


わぁ、大変 余りにも違いすぎる、一度会社の休みをとって旅行に来て、様子


がわかってから決断しようと思ってだはずだったのに、、、、。まぁ、来てし


まったのだから、10年は頑張ってみよう、しっかり この地で 根を生やして


いる主人の暮らしを壊しては悪い 兎に角 出来ることはと何だろう?と考え


てたら、主人からまず挨拶のやり方から伝授「初めまして 主人がお世話にな


っております、、、」えっ、そこから始まるの?と思ったけど、武道家として 


彼の生き方の姿勢としての挨拶はとても大切な様で、噛みながら練習して、噛


みながら挨拶をしてしまうというお粗末振り。30歳だし年取ってるし ちゃん


とできてるつもりでいたけれど、点数はかなり低かった様だ、嫁入り前秋田の


お父さんにご挨拶に行った時、主人と弟が、時代劇の映画でしか見たことのな


い様な「ただいま帰りました」と深々く頭を下げて居る様子を見て、慌てて頭


を下げてご挨拶したが.後は覚えていない、我が家には玄関があってない様な 


九州特有の開けっぴろげで、父が酒飲みなので部落中の酒飲み叔父さん達が集


まって 賑やかな家だったのであまりの違いにビックリしたが、彼の言い方が


命令形でなく、頼むのでもなく、凄く大切な 人としての心の在り方を、気を


遣いながら伝えているのがわかり、下手な挨拶も重なると身についてくるもの


で時間はかかったが、ちょっとずつ上手になっていった。





道場はまるで自由学校、かっこいい武道の生徒たちを見に若い娘が集まり、女


子の選手も多かったのでその逆もあり、子供たちの付き添いでやってきて柔道


始めたお母さん達も少なくなかった。それはそれは賑やかでした。ダンスの 


クラス、お祭りのデモンストレーション、古き良き一時代の修武館の写真、本


当に色々な苦労があったようです、が「お前の生徒もマジョリキンなのだから


負けるな」と生徒の親達に励まされたのが力になったようです。





島の大会に A B Cと3チームの全部にグループ出場、優勝、準優勝ができた時


のトップチームです、次に続く子供達の憧れのお兄ちゃん達でした、今は無く


なった人もいますが、記念の写真 コロナ時代 大変だけど修武館卒業生達に 


頑張ろう のエールを送ろうと思って載せました。若手の生徒たちが      


修武館締めの会 とかを作っているそうですので 写真好きの主人の生徒たち


との秘蔵の写真を分けてあげようと思ってます。





海辺 校庭 地域のお祭り 原っぱ 野外活動もいっぱいやりました。それを


見守るお父さん、お母さん達、楽しそうでしょう?