小雨の中、ルンルン気分で散歩

3月8日 


久しぶりに雨が降って花粉が流され 空気が綺麗になったので 気になってた山桜の咲き具合を見に行きたくなって 傘をさして家を出た よかった、間に合って、雨が降るとあっという間に花びらが散るので 油断がならない、日本のように溢れる様な花の量ではないので 山桜の植えてある場所を把握してて その年の天気の具合で花の姿が違う 誰もそんな事気にもしないと思うが 私には年に一度の再会、小さな幸せを味わうことのできる季節。



久しぶりなので海辺のヨットハーバーを通って街の様子を見に行った、


人も車も本当に少ない。




丸い盆栽のような形をしている木はブーゲンビリアです、素敵でしょう?



大きなカモメさんの バックに写ってるのは 14世紀頃に建てられた教会で


す、その横の建物が 1993年に平成の天皇皇后両陛下がお泊まりになった


宮殿です。




街の中の小さな宝石屋さんのウインドウでワンちゃんもお手伝いかな?



量り売りの マジョルカ産赤ワインを(癖のあるほう)1リットル買ってみた、 


早速、昼ごはんの時試してみたら、「おぉこれはいけるね」と 二人で大喜


び、その他、お米や、粉、豆類、蜂蜜も手持ちのビンを持って行くのもオーケ


イで 昔ながらというか、流行りというか、量り売りのお店です。閉めないで 


こんな難しい時代を乗り切って欲しいと思い 応援の気持ちもあって通って


ます。


 




3月14日月曜日


我が家の庭に、藤の花が咲きました。去年も誰にも見て貰えなくて可哀想だっ


た。花は、人に愛でてもらって 色香が増していくのでは? と長い間 花と 


対話しながら 日々を暮らして居る私の率直な感想、でも 今年はブログを始


めたので、生ける花、眺める花、食べる花、私の花談議も 初めてみようかな


と 思います。長い事 生きてきて居るので、人はそれぞれ 色んな人に巡り


合い さまざまな事に遭遇して 生き延びてきてますよね、天草の小さな島育


ちの私が、地球上では丁度日本の真裏あたりに なるかと思いますが 地中海


に浮かぶ スペイン領のマジョルカ島に 暮らしている事の不思議さというか 


ここに暮らしていなかったら 叶わなかっただろうと思われるさまざまな      


方達に出逢いました。私のマジョルカ物語として書いてみたいと思います。            


色んな事をやってきて居るので、話があっちこっち飛ぶかもしれませんが、        


ご了承ください。 




1970年 8月31日、日本を飛び出した佐藤さん。デンマーク、ニューヨー


ク、デンマークの後 スペインのマジョルカ島へ辿り着いたのが1973年だ


そうです、教えてたデンマーク警察チームが上位入賞はこれまでにはない成績


だったので 褒美に一週間の休暇のチケットをもらってのマジョルカ訪問だっ


た様です。休暇中にマジョルカにある 柔道クラブパルマ (オーナーはロシア


人で奥さんが偶然デンマーク人だったそうです) を訪ねて練習に行ったのが 


きっかけでその後 マジョルカに移って来ることになった。そして数年後 自


分の道場を持つきっかけが訪れた様です。この時期はまだフランコの独裁政治


の時代だった様で、幸運にも スペインの国家指導員の免許を習得することが


できて、ナショナルチームの強化合宿などでマドリードに出掛けたとき、道路


を歩いてると 偶然内戦に出くわし 何がなんだかわからなかったが 道ゆく


人たちが、道路に這いつくばったので、慌てて這いつくばった経験がある様で


す。42年目にして初めて主人の色んな面を知ることが多いこの頃です。


前後しますが わかりやすい様に少し補足します


中学時代までは野球少年だった佐藤さん お父さんとおじさんの勧めで柔道を


やる事になったらしい、中学生から いとこと二人で 秋田市内に下宿、その


当時 秋田経附の高校柔道の監督が、杉山先生と言う 全国でも厳しさでは  


ピカイチでかなり扱かれた様だ、日大の体育会の柔道部に無事籍を置くことが


できたけれど、その当時の日大には全国からすごいレベルの選手が集まってて


入部試験には45名だったのが、卒業時は11名だった様だ、秋田のお父さんとし


たら秋田に帰って弁護士の道に進んで欲しかったらしく、楽しみにしてた様だ


が 海外で自分を試してみたいと 2年間だけの約束で許可をもらって日本を


出たが、帰国できたのは4年後だったらしい。でもそれは「ただ今帰りまし


た」という挨拶ではなく、「海外で仕事をさせてください」というお願いの 


帰国だったのだからお父さんのがっかりぶりは大変だったのではないかと想像


出来る。



3月24日


今日の 藤の花の咲き具合です、写ってる女性は去年の3月 勝軍(私たちの店です 、コロ


ナで ずっと閉めてます)の隣だったら宣伝する必要ないからと、夫婦二人で 3ヶ月もか


けて 綺麗に改修工事を済ませ やっと開店にかぎつけたのですが、わずか一週間で    


ロックダウンが始まりました、イタリアの料理上手な おばあちゃんの味を受け継ぎたいと 


船出した二人に隣近所の皆んなで乾杯したのも ほんの束の間でした。店の権利が売れたら 


イタリアへ戻りたいと 思ってるようです。観光客のいないマジョルカは 誰の頭の中にも 


受け入れ難い事なのです。そして太陽を存分に浴びれない北ヨーロッパの人達には時期が来


たら 南へ移動する この習慣がなくなることもまた 受け入れ難いのです。皆んなよく規


律を守って我慢してます。今週からドイツからの受け入れが少し始まりました。ニュースに


出てくるレストランやカァフェテリアの働いてる人たちの嬉しそうな顔、顔、水着で太陽浴


びてる人、泳いでる人もいます。





今日のお昼は、我が家の庭の 桑の木に新芽が出始めたので 積んだ若葉と 蓬の葉 藤の


花と 小さな若葉 椿の蕾、それからヨメナの若葉、ミツバ さつまいも(昔の呼び名は、


唐いも アメリカ芋)オレンジ色、白色、の2種類 天つゆに大根おろし、藤の花と


椿の花の蕾は 初めてだったけど美味しかった、甘糟幸子著 野草の料理 愛用してます。


今日、天ぷらを揚げながらYouTubeを聴いてたら チャンネル桜の 水島氏が 柔道の古賀


選手が亡くなられた事 柔道の事を話してらしたので 主人を呼んで二人で聞いておりまし


た。結婚したての頃は 男の子ができたら 古賀選手の様な柔道家に育てられたらいいなと 


密かに思ってましたが、、、、、空振りでした。